令和2年 3月定例市議会報告

      ごあいさつ

春暖の候,皆さまには,ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

日ごろは,私の活動に対しまして,ご理解とご支援を賜り心より感謝申し上げます。

今年の冬は雪が少なく,2月16日(日)開会の「とやま・なんと国体2020」の開催が危ぶまれましたが,関係者各位のご努力の甲斐があり,何とか,開催することができました。

ホットしたのも束の間,1月下旬からの新型コロナウイルスの感染拡大により,小中高校の臨時休校やイベントの自粛,首都圏への渡航自粛など,我が国の経済にも悪影響が出ています。

そんな中,無観客で開催した大相撲三月場所で11勝4敗と勝ち越した富山市出身の朝乃山関が,大関に昇進しました。富山県出身力士の大関昇進は太刀山関以来111年ぶりとのことで,今後の活躍が期待されます。

さて,令和2年3月定例市議会が,2月28日(金)から3月25日(水)までの27日間の会期で開催され,令和2年度当初予算案および令和元年度最終の補正予算案等の審議が行われ,様々な議論を経て,全ての議案が可決承認されましたので,その概要をご報告いたします。

これからも,地域がますます発展するよう一生懸命活動して参りますので,引き続きご支援賜りますようお願いいたします。

    令和2年度 当初予算概要

予算編成の基本方針

国では,令和2年度の税収について,消費税増税の効果が年間を通じて表れるため,過去最高の63兆円余りを見込むとともに,新規国債発行額を10年連続で減少させていますが,社会保障関係費が増加するほか,東京オリンピック・パラリンピック後を見据えた経済対策を実行するとして,臨時・特別の措置を計上したことなどによって,我が国の財政は,依然として厳しい状況が続いています。

本市の令和2年度の歳入については,市民税は,法人税率の引き下げによる減収が見込まれますが,固定資産税は,新増築家屋が着実の増加していることなどにより増収が見込まれ,市税全体としては,令和元年度当初予算と同程度を確保できるものと見込まれています。また,臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税についても,令和元年度当初予算と頭程度になりものと見込まれており,地方消費税交付金が,昨年10月の消費税率引き上げが行われたことから増収となり,一般財源総額は,令和元年度当初予算を若干上回ると見込まれています。

これに対して歳出は,公債費(市の債務返済に掛かる費用)は減少するものの,扶助費(生活保護や児童・老人福祉に充てる費用)の増加により,義務的経費が依然として高い水準にあります。また,第2次総合計画をはじめとする各種計画に位置づけた事業の着実な進捗や,小・中学校の耐震化,富山駅周辺整備事業,道路橋りょうなどの社会資本や公共施設の老朽化対策を推進する必要があること,さらには,本市のまちづくりが次のステージへ踏み出すための諸課題に対応する必要があることなどから,本市の財政は,大変厳しい状況にあるとされています。

このような状況を勘案し,予算編成は,将来にわたって持続可能な健全財政を確保するため,歳出の抑制を図るとともに,交付税措置等のある有利な市債を活用しながら,予算の重点的・効率的な配分に努め,編成されています。

令和2年度 一般会計

   一般会計予算  1,655億6,848万9千円が可決

    前年度当初予算比 13億2,973万9千円(0.8%)増

主な事業内容                     ※ 記載の金額は,事業全体の額

  •  選ばれるまちづくり事業【拡充】               108,409千円(海外向けプロモーション映像制作,TGC富山2020開催負担金他)
  •  とやまシティラボ推進事業【新規】               30,000千円(とやまシティラボ空間整備(CiC3階)他)
  •  富山ガラス工房事業【拡充】                  35,146千円(海外で実施する農水産物販促イベントでのガラス器の提供他)
  •  「認知症」×「ハタラク」実証チャレンジモデル事業【新規】    1,700千円(認知症高齢者が活躍できるプログラムを実施する福祉施設への補助)
  •  身心障害者医療費補助事業【拡充】            2,050,543千円(65歳未満の「精神障害者保健福祉手帳1級」所持者に対する医療費助成(拡充分))
  •  ロタウイルス感染症予防接種事業【新規】            59,948千円
  •  まちなか診療所事業【拡充】                 142,094千円
  •  子育てのための施設等利用給付事業【新規】          162,717千円(幼児教育・保育の無償化対象外の幼稚園や預かり保育,認可外保育施設等の利用者助   成)
  •  幼児教育・保育無償化関連補助事業【新規】           14,796千円(低所得者世帯や多子世帯の負担軽減のため給食副食費を助成)
  •  第2次スポーツプラン策定事業【新規】              5,000千円
  •  東京オリンピック聖火リレー事業【新規】             2,976千円
  •  カラス対策事業【拡充】                    28,515千円
  •  顔認証決済システム導入事業【新規】              25,180千円
  •  外国人観光客まちあるき環境整備事業【新規】          12,200千円(観光案内用AIチャットポット導入事業他)
  •  農林水産物プロモーション推進事業【新規】           16,706千円(海外市場開拓プロモーション(シンガポール)他)
  •  エゴマ安定栽培実証調査・生産普及拡大事業【新規】        3,000千円
  •  市管理農道区画線補修事業【新規】               24,000千円
  •  割山森林公園天湖森施設事業(大型吊り橋等の設置)       58,297千円

  •  グリーンスローモビリティ運行事業【新規】           31,926千円(グリーンスローモビリティ車両を購入しアーバンビルから総合体育館を運行他)
  •  生活交通対策事業(大沢野地域シルバータクシー事業他)    329,922千円(令和2年度より下タ地区の便数が従前の4往復に戻ります。)
  •  全国共通交通系ICカードシステム導入事業【新規】       27,400千円   (路面電車で交通系ICカード(ICOCA等)を利用可能とする)
  •  幹線市道整備事業(小黒下大久保線他)            423,097千円
  •  学校教育情報化推進事業【新規】                36,979千円(小学校5・6年生および中学校1年生に学習用コンピュータを配備)
  •  耐震補強事業(大久保小学校(2カ年工事)          327,867千円
  •  消防団活性化事業(防火用長靴の整備)              2,094千円
  •  大沢野消防署改築事業(令和2年8月完成,令和3年3月竣工) 609,801千円
  •  水源の水質向上(細入配水ブロック整備)           120,738千円(楡原地区および岩稲地区の大沢野配水池に切り替えるための工事)

 令和元年度 最終補正予算概要

 一般会計予算(補正額) 47億2,723万1千円が可決

 令和元年度最終予算額 1,738億7,389万8千円

主な事業内容                    ※ 記載の金額は,事業全体の額

  •  生活保護事業                        173,100千円(今回の補正を含め,令和元年度予算総額は37億4,514万2千円となる)
  •  保育所等ICT化推進事業                   12,479千円(私立保育園施設補助:8,288千円,公立保育所:4,191千円)
  •  消雪対策事業(東大久保下大久保線他の消雪更新工事)      20,000千円
  •  リフレッシュ事業(合田下大久保線舗装補修工事他)      242,068千円
  •  市道整備事業(小黒下大久保線安定処理・舗装補修工事他)   170,500千円
  •  トイレ環境改善事業(小中学校トイレの洋式化工事)    1,272,904千円

 新型コロナウイルス感染症について

世界的に新型コロナウイルス感染症の感染者ならびに死者が激増しています。日本も感染者が1万人を超え,富山県でも4月20日に感染者が100人を超えました。富山県の感染者の8割が富山市在住の方で,老健施設や富山市民病院ではクラスター(集団感染)が発生しています。

マスクや消毒用アルコールの品不足が続いており,また,SNS等では本当か嘘かの判断がしにくい情報が溢れています。

富山市議会では「新型コロナウイルス感染症情報連絡会議」を設置し,市議会としての迅速な情報共有を図るとともに,市民の皆さまから寄せられた要望等を市当局に伝え,皆さまが安心してこの事態を乗り越えられるよう努めています。

随時,市当局へ要望いたしますので,何かお気づきのことがありましたら,私にお伝えください。

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